官製倒産ってなに?東芝のメモリ事業売却に経済産業省が主導で【官製倒産】?

6月28日に行われた東芝の株主総会。

綱川智社長の

「審議に入る前にお詫びを申し上げます。

本来なら年度の決算を報告すべきなのに、できていません」

という謝罪から始まりました。

決算ができていない理由として

アメリカの原子力発電子会社ウエスチングハウス(WH)が
東芝に売った企業の資産価値が想定額を下回り

2017年3月期に

「数千億円規模の損失を計上」

しているから。

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東芝は前年度にもWHを中心とした原子力事業で
約2500億円の減損損失を計上したばかり。

このWH買収にはもともと
原発事業をアベノミクスの中心に据えたい経済産業省が
東芝を後押ししすすめたお話。

ここでも経済産業省が絡んでいます。

東芝のメモリ事業売却

さらに、東芝の懸念材料として
半導体子会社の東芝メモリの売却。

こちらを売却して少しでも損益を無くしたいと動いていました。

その東芝メモリの売却にも経済産業省が絡んでいます。

6/21に東芝は産業革新機構、米投資ファンド
韓国半導体大手SKハイニックスなどの
「日米韓連合」を優先交渉先に決めました。

この交渉先の決定は東芝が決めたことになっていましたが
経済産業省の意向があったといいます。

この交渉の場に居合わせた米投資ファンドの幹部は

「日本では、民間企業のディール(交渉)に役人が出てくるのか」

とあきれ顔。

癒着が半端ないことを示したエピソードです。

 産業通産省の指導

実際の入札では手を挙げていた
台湾の鴻海(ホンハイ)が金額が高かったという情報もあります。

ですが、経済産業省が“技術流出”を嫌い
交渉先を日米韓連合にしましょうと指導。

これに対して、台湾の鴻海の会長 テリー・ゴウさんは

安藤(久佳・経産省商務情報政策局長)に妨害された

と名指しで批判。

この安藤氏、以前、産業革新機構を使って
シャープの再建を鴻海と争った経緯があります。

このことも関係していないとは思えません。

ですが、技術流出を嫌ったはずが交渉先に韓国企業が入っているのは
どーなんでしょうね。

LGやサムソンへ東芝の技術者が流れて行ったのを
忘れてしまったのでしょうかね?

ちなみに、18年3月までに東芝メモリを
売却できなければ債務超過は解消されず
東芝の「官製倒産」が現実味を帯びてきていました。

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官製倒産ってなに?

で、件の【官製倒産】とはなんぞやと調べてみると

官製不況という言葉が出てきました。

公権力による法律や行政規制等の作為、または不作為が
特定の業種または国全体の経済に悪影響を及ぼし
意図的に企業の業績の悪化や景気低迷
不況を生じさせること。

不況のことですがこれがそのまま倒産と置き換えれると思います。

つまり・・・

カンタンにいうと

経済産業省が売却のための交渉先を
(経済産業省に都合のいい相手)ご用意。

東芝は、自分たちの考えで選択(とする)
(実際には経済産業省が主導)

売却失敗

経営という観点では見ていない
経済産業省のおかげで、東芝、倒産

というシナリオ。

まとめ

この流れには、個人的な思惑等も見え隠れします。

実際に、東芝が倒産なんてことになったら
日本経済に多大なるダメージを与えてしまいます。

それの原因が政治がらみだとすれば・・・

そうならないことを切に願います。

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